【がっちりマンデー】一芸家電メーカーから得られる、弱者の生存戦略
本日はがっちりがっちりマンデー3月8日放送分、一芸家電メーカー儲かりの秘密から
儲かりのヒントを探していきたいと思います。
そもそも一芸家電とは?
幅広く色々な製品を取り扱う総合家電メーカーではなく、何か一つに特化した
一芸をもつ家電メーカーのことで、現在は大手のような宣伝広告費を使えない中小でも
SNSなどの広告戦略とアイデアで互角に渡り合える時代になってきました。
㈱シリウス 水洗いクリーナーヘッド【スイトル】
この家電ベンチャーシリウスという会社、今はなき三洋電機で長年勤めていた方が
もう一度日の丸家電を復活させたいという志のもと、立ち上げた会社です。
本品のタンクに水を入れて、家でお使いの掃除機につなぐだけ。
リビングのカーペットにコーヒーとかコーンポタージュなどをこぼしても
これで吸引することで、まったくシミを起こさず綺麗に吸い取ってくれるんです。
しかもこの製品、モーターや電装部品を利用しておらず、お手持ちの掃除機の
吸引力だけで可動しているんです。シンプルでコンパクトで無駄に電気代もかかりません。
従来、ホースのついてるキャニスター型の掃除機しか対応していなかったスイトル
ですが、昨年末にユーザーの要望でスティック型掃除機にも対応した新商品を
リリースしました。
本三洋電機のノウハウを生かし、様々なアイデアを形にするシリウス。
自社でオリジナルの掃除機とセットでこのスイトルを販売することで
10億円を売り上げるのを目標に掲げています。今後の成長にも期待ですね。
山本電気㈱ スープメーカー【クックマスター旬彩】
続いてのがっちり一芸家電ですが、スープメーカー【クックマスター旬彩】です。
この会社、1970年代には電動ミシンのモーターで世界シェア7割を誇る
老舗モーターメーカーです。
なんとあのダイソン社の掃除機のモーターも山本電気製なのだとか。
全然聞いたことない名前でしたが、あなどれないですね。
そんなモーター専門だった会社が、そのノウハウを活かした家電を作ろうと
開発されたのがこの、クックマスター旬彩です。
この製品、結構高額な家電なんですが、とても優秀で、、
- 缶詰のコーン
- ジャガイモ
- 玉ねぎ
- 固形コンソメ
- 水
これだけをセットして蓋をしてボタンを押し、20分待つだけで薄皮が残らない
なめらかなコーンポタージュが完成。
これ、材料を変えるだけでポタージュだけではなく、煮物やジャム等
ほぼ無限にレシピを楽しめるわけです。
他にも料理家電を数々開発してますが、どんどん時短かつ本格派が主流になる
世の中で、まだまだ伸びしろが感じられますね。
森永卓郎の他にもある一芸家電メーカー ツインバード工業の【靴乾燥機】
顧客のアイデアをすぐに製品化できる仕組つくりや、社員の家族にモニターになってもらったり、過剰なほどのテストを繰り返したりと、製品の製造から販売まで品質に
こだわりまくっているなという印象があります。
梅雨の季節や雪の多い地域、部活動をするお子さんをお持ちのお宅には
とっても重宝します。
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コンパクトで下駄箱にも収納でき、何よりリーズナブルなのがポイント。
プレゼントされたら地味にうれしい。
~まとめ~
<弱者の生存戦略>これからの時代、一つのことを極め勝機を見いだせ!